コラム

「ただいま休暇中」

飯田啓子

 1日まで休暇を頂き“関門海峡”をテーマに大好きな城巡り旅行と、日曜日は母教会である玉出教会の礼拝に出席をします。どんな道や味に出会えるのか楽しみで仕方ありません。

 今回の休暇で楽しみにしている味の一番は母教会での礼拝です。旧ディサイプルス派(弟子を表わすディサイプルの複数形で弟子たちの集まりの意味。ディサイプルスのマークは杯です)。以前は昼食にうどんを提供したので、日曜日に礼拝に来て敷地内に入ったあたりから漂ってくる出汁の香り、台所に近づけば近づくほど香りが強くなり、それに出会って教会学校教師は祈りを確かにして務めに励み、また転会した人が久しぶりに礼拝に来た時には、その香りだけで帰って来た・礼拝に来たという祈りを実感することが出来ました。その懐かしい香りは昼食提供が終了したと同時に、今はありませんが毎週聖餐式が執行されている。礼拝としては御言葉と聖餐のフルコース礼拝。その味に旅のさ中に出会えることが嬉しくてたまりません。

 献身前は御言葉はガソリン、礼拝はガソリンスタンドという補給する場所というイメージの方が大きかったと思いますが、献身後から20年近く経過した今は、補給するよりも回復する場所としてレストランという表現の方が大きくなっています。レストランはフランス語の「restaurant」に由来し、これは「回復させる」という意味のラテン語「restaurare」から来ています。命 と魂が丸ごと回復するレストランが礼拝です。確かにメインディッシュを作るシェフである牧師の説教はヘタクソです。確かにこの御馳走を御馳走として見る聞くそして生きて喜びを分かち合うゲストも、まだまだ補給だけの中にいます。それでも、それだからこそ回復することを御心として、提供してくださっている主なる神様です。心身の健康だけを思う信仰から、神様の御心が成ることを喜ぶ信仰へと回復される。その為に脱出と十戒授与によって回復する、復活を覚えて喜び合う礼拝が与えられています。実に有難い限りです。

  休暇中、このレストランを楽しみます。ディサイプルスマークである杯をうけ、それを手にしながら楽しみます。同じ祝福が草深教会に約束されていることを祈りつつ。