コラム
「説教奉仕神学生紹介」

飯田啓子
毎月第4週のコラムは飯田啓子が担当ですが、神学生の説教奉仕がある時はその方の自己紹介文を記載しています。以下、原文のままです。
東京神学大学修士二年の吉岡優介と申します。昨年9月に礼拝説教をさせていただきました。久しぶりに静岡草深教会のみなさまと礼拝をご一緒できて嬉しく思います。
最終学年となり、来年の4月からはいよいよ教会へ遣わされようとされています。神学校での四年間で様々なことを学びました。そこでわかったことは、自分は何もこでわかったことは、自分は何もこでわかったことは、自分は何もわかっていない、ということです。入学の時点では、聖書や神学の知識も、信仰においても、欠けているところが神学校で埋められていく、そのようなイメージを持っていました。しかし実際には、ひとつ学ぶ度に、自分の欠けがより大きいものであることが分かるばかりでした。しかし、主イエスは言います。「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」(Ⅱコリント12:9)。
弱さを見せられるたびに、自分に足りないものが分かるたびに、ただ主に頼ることしかできないことが確かめられる。これが神学校生活で得た一番の恵みです。
一月に神学校の同級生と結婚することになり、二人で教会に遣わされることになります。お互い欠けの多い二人です。この弱さが主によって伝道に活かされるよう、お祈りください。
草深教会で第5週に神学生を招いて礼拝説教奉仕をして貰うのは、今回でいったん終わりです。当初の招く目的が満たされたからです。また招く祈りと目的が新しく興れば始まります。
コラムの中には様々な祈りどころが溢れています。最後に彼が「お祈りください」と言っています。御心がなることを信じて、準備の4年間を終えて本来の召命へと旅立つ献身者を覚えて祈り続けましょう。

