コラム
「讃美歌解説 『み栄え告げる歌は』他」

飯田敏勝
来週は教会総会なので、2月に礼拝で歌う21-19「み栄え告げる歌は」を今日の主日礼拝後に練習します。
作詞のF.P.グリーンは、『讃美歌21』では他に304番、448番、516番を手掛けています。いずれも非常に良い歌詞だと思います。
この21-19は一節で、讃美が「わがおごり打ち砕く」ものとしています。悔い改めは一人で、ただ内心においてなすのではありません。神さまの御前に出てこそ、罪人の有り様を知って、悔い改めもなされるのです。讃美で御前に出て悔い改めるならば、その先の新しい生き方まで見通すことができるでしょう。
曲も躍動感に溢れ、各節最後の「ハレルヤ」を喜びをもって讃美することができるでしょう。
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ただこの歌の課題が一つあります。高い「ド」の音で曲が終わったあと、アーメンを「ファー・ファー」で歌うと、なんか、ちょっと、落ち着きが悪いのです。
声が出る方は伴奏譜の一番上、高い「レー・ドー」の音で歌うほうが心地よいでしょう。
会衆讃美は斉唱で歌うのが基本ですが、この21-19の「アーメン」については、和音も生じることを許容しましょう。
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長老会で、年度ごとに献金の讃美歌と頌栄を換えていこうと確認をとっています。とはいえ年初めに忘れがちなので、2月から新しくします。
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頌栄の545番(上)は御存知かと思います。539番からの頌栄の歌詞は(542を除き)、父・子・聖霊の三位一体の神をほめたたえるものです。礼拝全体を通して向かい合ってきた御方がどのような御方であるかを踏まえ、そして、その神さまにわたしたちが栄光を帰していくことを、端的に歌い表すものです。
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ただ、頌栄の歌詞にある「みたま」や「あまつかみ」は、皇室崇拝とも関わり検討を要する語句です。『讃美歌21』の24~29番の歌詞と比較対照してみてください。
これらの新しい歌を採用することも検討に値します。
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献金の讃美歌は、21-64「まごころこめ」です。Ⅰ-548「ささげまつる」、21-65-1「今そなえる」と併せ、サイクルで用いたらいいのではないでしょうか。 特にこの21-64は「まごころこめ ささげます、/このたからとこのわたし。」と献金の一つの精神である〈献身〉をはっきり語ります。曲調のかわいらしさに誤魔化されず、きちんと讃美していきましょう。

