コラム

身辺雑記

飯田敏勝

 8月25日(金)の夕方、山でスズメバチに左腕を刺されました。
 ずっと氷で冷やしてはいましたが、丸一日経つと腫れの範囲と程度がひどくなり、土曜の夜に救急に行きました。腫れを抑える点滴を受け、ひとまず広がることはなくなりました。
 蒲原教会の茶飲み話でそのことを伝えたら、刺されてすぐ病院に行ったという方がいました。刺されただけでは処置しようがない(医療行為のできる症状がなければいけない)とのこと。ま、当方が病院に行ったタイミングも妥当なとこだったかもしれません。
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 主日礼拝時の名札をいつまで付けるのかの問い合わせを受けています。新任牧師のために付け始めたことは聞いていますが、しばらくこのままではいかがでしょうか。
 というのは、教会は絶えず伝道をしますし、諸集会に新来会者を迎えることを想定します(必ずしもいるとは限らなくても)。そのときの一つの誠意ある対応に、名札はなると考えているからです。
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 礼拝中の牧師が口にする、主の祈り・使徒信条・教団信仰告白がゆっくり過ぎるという声も聞いています。これも基本的は同上で、慣れない方に合わせるためです。いや、それにしても遅すぎるという意見も聞き、尤もだとは思います。
 ですが、自然に任せておくとどうしても早い口調がリードして、遅い方の息継ぎが間に合いません。遅れに拍車をかけてしまうので、意図的に必要以上に遅めにするときがあるのです。
司式者も適当なテンポを見出そうとしていますが、皆さんも少し意識していただければと願います。
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 8月の内に新米を食しました。
 前任地秋田県は米どころで、農家の教会員もいました。稲に当たった温度を累積して収穫を迎えるような話も聞いています。
温暖化を実感します。
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 さてご心配いただいているハチ刺されですが、救急でアナフィラキシーはないとの診断も受けています。(刺されたのは今回が初めてですし、次はすぐに受診します。)
 月曜には紹介された皮膚科に行き、より強い薬が処方されました。痛かったのは本当に刺された時だけです。その後は腫れたところが熱を持ち、かゆみが出てくるのが、ともかく厄介なものでした。アイシングしてれば抑えられました(実は先週の礼拝中は、草深でも蒲原でも、氷をあてていました)が、それが薬で徐々に範囲も程度も収まってきたのは、なんともありがたいことです。
 毒と薬の効果を実感する日々でありました。