コラム

讃美歌解説『全地よ主をほめうたえ』

飯田敏勝

 伝道部会で、青葉とクリスマスの時期以外にも伝道の機会がないかという話がでました。大きな伝道集会は現実的でないとしても、一考に値します。
 それで、小さな試みをします。
 英和女学院の総員礼拝で、男声を交えた讃美を聞かせるのです。
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 もちろん学校のチャペルでは清らかな歌声が響いています。英和の音楽部の合唱も力あるものです。
 ただ老若男女問わず集まる教会が歩む「道」をまさに「伝」えたいのです。キリスト教主義学校とは違う角度の讃美を耳にすることで、若者たちの心に響くものがあると思います。そのための奉仕者を、末尾に記したように募ります。
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 本当は混声合唱を企てたかったのですが、あまりに人材不足です。わたしもまさにそうですが、にわか仕立てでハモリができる腕前ではないのです。草深の男性陣の大半も似たり寄ったりのようです。
 それで今回は輪唱によって歌声を響かせることを提唱します。
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 昨年10月の分区婦人修養会に参加した方は、経験済みですね。『讃美歌21』の49番「全地よ主をほめうたえ」です。
 テゼ共同体の歌が、『讃美歌21』には多く収録されています。テゼは1949年にプロテスタントから始まりましたが、現在は超教派の祈りの共同体です。その歌は、シンプルなメロディーで、繰り返し歌えるようなものが多いです。ギター伴奏で歌うのにも向いています。
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 21-49を輪唱で一段ずつずらして歌うと、きれいな響きが生まれます。何度か繰り返し輪唱するので、指揮を見ながら、周りの声もよく聞きながら、歌いましょう。
 今日の説教ではないですが、わたしたちは普段、自分が理解し、自分が扱い得る事柄に頼りがちです。敢えて楽譜のコピーも配りませんので、練習で体得した歌を、献身の姿勢で歌いましょう。
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 この讃美歌は詩100編1~2節を基にしています。聖書の言葉(特に詩編)自体で讃美を献げるというのは、改革派の一つの伝統です。
 Ⅰ編の歌は、聖書のネタを歌詞にしながらも、そこに感想めいた文言が付け足されています。聖書そのものを歌う曲が増えたことは、『讃美歌21』の特長として挙げることができます。
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 次週4月14日(日)が高校、その翌週21日(日)が中学の英和の総員礼拝です。男女を問わず可能な方は、朝8時50分からの教会学校の礼拝にご参列ください。