コラム

訪問聖餐報告

飯田敏勝

 暑さもやっと和らぐ10月に特に集中して、礼拝に来られない状況の方々に訪問聖餐をすることを長老会では決めました。
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 闘病中のIRさんに9月6日㈮、MI長老と。治療のスケジュールを聞いたときから、ずっと列王記上19章7節の御言葉を聞かせたいとは思っていました。聖餐が伴うことに勇気づけられ、やっとわたしも届けることができました。
IRさんは目下3週間に一度投薬を受けますが、その直前に毎回訪問聖餐をすることにしています。
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 TYさんに10月8日㈬IM長老とST長老と。Kさんが献身的に支えています。同行の長老たちがTYさん、Kさんそれぞれに関した昔話に花を咲かせます。わたしが聞いたことのない話が次々出るのが興味深かったですね。
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 SKさんに10月21日㈪TT長老と。8月に転倒して頭部を打った後、体調が中々すぐれません。最近は食欲不振も続いています。しかし、聖餐のパンを必死になって口に運んでいました。
 そんな体調でも、「昨夜は矢内原忠雄」「今は内村鑑三」と神学書を立て続けに読んでいて感心します。
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 OMさんに10月23日㈬TJ長老と。玄関にOMさんがお出迎えしてくれたのは嬉しい驚きでした。
 入院中の苦労も多々あったようですが、笑いながら話せるようになっていたのに安心しました。
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 SNさんに10月26日㈯SMさんと。わたしは土曜午後のおりがみ教室があったので、啓子牧師が執 行しました。牧師交代が定かではなくても、礼拝を守る中で、教会の仲間が来てくれたのだということははっきり分かっていた様子です。
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 CHさんに10月28日㈪MC長老と。MCさんが英和の卒業アルバムを持っていくと、写真のお顔を見て先生がたの名前を次々言い当てていきました。
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 MTさんに11月5日㈫MC長老と。なんとか教会に連れていけないかとご家族も苦慮していました。しかし会話の片隅に出てきましたが、通院や散歩ですら、なかなか大変になってきているようです。そのとき教会だけ無理することはできません。
 このMTさんの話に限らず、教会まで足を運べなくなる日は、いずれ誰にでもやって来ます。そのときはこのように教会が礼拝と共にお訪ねするので、加齢や病気で衰えたとしても、安心してくださればと願います。