

コラム
「教区総会絡みの書き留め事」

飯田 敏勝
5月27日(火)~28日(水)
静岡教会にて、東海教区第114回総会が開催されました。
すべての議案が可決されました。特別なものとして、「伝道厚生強化献金を開始する件」がありました。これについては教区常置委員会を経て追々アピールがあると思います。
また、内田隆彦教師(富士宮教会)の按手礼が執行されました。聖礼典を執行できる正教師になったのです。
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選挙結果は以下の通りです。
議長:柳谷知之(松本)、副議長:宍戸俊介(愛宕町)、書記:石井佑二(遠州)、伝道委員長:新里正英(三島)。
常置委員:[教職]宇田真(岩村田)、川﨑一路(清水)、宮本義弘(沼津)、横井伸夫(長野)、[信徒]関直子(沼津)、土田耕造(静岡)、林信孝(松本)、森里光生(遠州)。
静岡草深教会からの委員としては、婦人部:桑原基久乃、農伝部:望月太智、社会部:飯田啓子、教師部:飯田敏勝、財務部:石田邦明です。
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教団問安使の教団総会議長の雲然俊美牧師(秋田桜)が、挨拶で言及していました。日本基督教団は合同教会であるが、これは教派の合同である、と。
静岡教会はメソジストであり、会堂に〈恵みの座〉があります。講壇前の床にひざまずくためのクッションがあり、それに合わせて肘をつけて祈る柵の上の台があります。信徒の自覚的信仰を表明する場所です。聖餐も、ここに出て来て、受けます。
ですがこれに馴染みがない方も多く、アナウンスで何度も注意を呼びかけましたが、この恵みの座を踏んでしまう(ちょっとした)アクシデントが多発していました。
ヘブライ書4章16節に典拠があり、実際に恵みの座を持たない教派でも、メソジストなどが大切にしていることは、よくよく踏まえておくべきでしょう。
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静岡教会の旧会堂で教区総会を行ったことはありますが、新会堂になって初めての開催でした。礼拝堂のキャパシティ(収容能力)はほぼ問題ないことは分かっていましたが、教区総会となると細々した分室などが必要になってきます。
特に今回は特別な議案があったので、そのため普段はない第三分科会を行うため、和室にブルーシートを敷いて椅子を並べたりしました。
しかし概ね教区総会開催に対応可能なことが分かり、安堵しています。
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内田先生が按手礼式後のスピーチで、教師検定試験でどれほど緊張したかを述べていました。宇田真前議長とも立ち話しましたが、この試験官をする務めの重責を感じます。